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「若い頃はこんなに肩が凝らなかったのに」
「最近、股関節が硬くなった気がする」
そんな変化を感じることはありませんか?
実はこれ、単なる歳のせいではなく、50代という年代ならではの理由があります。
今回は、なぜ50代はこりやすいのかを紐解きながら、特にこわばりやすい部位と、毎日無理なく続けられる簡単なストレッチ、そして習慣化を助けてくれるグッズをご紹介します。
なぜ50代は、こりやすくなるの?
もともと女性は男性に比べて筋力が少なく、肩や首にこりを感じやすい体のつくりだと言われています。そこに加えて、50代前後は女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が大きく変化する時期。
血流や筋肉の柔軟性にも影響が及び、これまで感じなかったこわばりが出てきやすくなります。
また、厚生労働省の国民生活基礎調査でも、女性の自覚症状の上位に肩こりや腰痛が挙げられており、この世代に共通して起こりやすい不調であることがデータからもわかります。
「自分だけ体が硬くなった」わけではなく、多くの50代が同じ変化を経験しているんですね。
特にこわばりやすい2つの部位
① 肩甲骨まわり
デスクワークや家事で前かがみの姿勢が続くと、肩甲骨まわりの筋肉(僧帽筋・肩甲挙筋など)が縮こまったまま硬くなりがちです。
② 股関節まわり
座っている時間が長いと、股関節まわりの筋肉も硬くなりやすい部位です。ここが硬いままだと、歩く・しゃがむといった日常動作がじわじわとしづらくなっていきます。
“今のうち”に、柔らかく保っておきたい理由
日本整形外科学会が提唱する「ロコモティブシンドローム」という考え方をご存じでしょうか。
加齢により筋肉や関節の働きが低下し、将来の”歩く・立つ”に影響していく状態のことです。
特に股関節まわりは、その中でも意識しておきたい部位のひとつ。
「痛みが出てから」ではなく、「今のうちから」少しずつ動かしておくことが、この先の毎日を軽やかに過ごすことにつながっていきます。
毎日続けやすい、簡単ストレッチ
✅ 肩甲骨寄せストレッチ(30秒)
理学療法士の福原隆志先生が紹介しているストレッチを参考に、アレンジしました。
- 椅子に座り、体の後ろで手を組みます
- 背すじを伸ばして胸を軽く張り、肩甲骨をグッと引き寄せて5秒キープ
- これを5回繰り返します
出典:理学療法士が教える肩こりに効く1日10分ストレッチ|公益財団法人 運動器の健康・日本協会
https://www.bjd-jp.org/archives/column/3218
✅ 座ったままできる、股関節ストレッチ(30秒)
- 椅子に浅く座り、片方の足首をもう片方の膝の上にのせます
- 背すじを伸ばしたまま、ゆっくり上体を前に倒します(無理のない範囲でOK)
- 股関節の外側が心地よく伸びるところで5秒キープ
- 反対側も同様に行います
⚠️ 痛みを感じる場合は無理をせず、可動域を狭めて行ってくださいね。

ストレッチ習慣に役立つグッズ
🔹 背中に当てるだけ、アーチ型つぼ押しグッズ
手が届きにくい肩甲骨まわりに、着替えながらでも当てられる手軽さが魅力です。
🔹 座ったままできる、定番のツボ押し棒
カーブが体にフィットする形状で、女性でも軽い力で指圧しやすいと紹介されているタイプです。
🔹 履くだけで巡りをサポート、健康スリッパ
足裏から巡りを整えたい方に。しっかりめの「グイグイ系」とやさしめの「やわらかめ系」があるので、好みで選べます。
🔹 1つで全身に使える、マッサージボール
肩・背中・股関節まわりなど、いろんな部位に使い回せます。
🔹 股関節ストレッチのお供に、ヨガブロック
座って行うストレッチの際、姿勢を安定させる補助として置いておくと使いやすいアイテムです。
無理なく、今日から
毎日完璧を目指さなくて大丈夫です。
1分だけ、1つの動きだけでも、続けていくうちに体は変わっていきます。
今のこわばりに気づいたこの瞬間から、少しずつ体をゆるめていきませんか?


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