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朝、鏡の前で「あれ、こんなにうねってたっけ…」と手が止まること、増えていませんか?
40代までは気にならなかったのに、50代に入ってから急に髪がまとまらなくなった。
そんな変化を感じている方、いらっしゃいませんか?
今日は私自身の体験も交えながら、50代の髪がうねる理由と、その対策として選んでいるコンパクトストレートアイロンについてお話しします。
なぜ50代になると髪がうねりやすくなるの?
以前、美容師さんに聞いた話が印象的でした。「毛穴自体が加齢とともに元気がなくなって、若い頃のように髪を作れなくなる」のだそうです。
これを少し詳しく言うと、女性ホルモンの減少や頭皮のハリの低下によって、髪を生み出す毛穴そのものにゆがみが出てきます。
毛穴がゆがむと、そこから生えてくる髪自体が、ゆがみに沿ってうねりながら伸びてしまうのです。まっすぐな髪の毛の断面はきれいな円に近いのですが、クセ毛の断面は楕円形になっていると言われており、これが「毛先までいっても真っ直ぐにならない」感覚の正体のようです。

うねりや広がりというと毛先のケアに目がいきがちですが、50代の髪の悩みは根元にあることが多いんです。根元がペタンとつぶれたり、逆に根元から浮いてうねったりすることで、全体のシルエットが決まりにくくなります。
なぜアイロンで根元のうねりが直るの?
そもそも、なぜ熱を当てるとうねった髪が一時的にまっすぐになるのでしょうか。
髪の内部には「水素結合」という結びつきがあり、これが髪の形を決める要素のひとつです。水素結合は水分や熱でゆるみ、乾いて冷えると再び結びつく性質があります。アイロンの熱でこの結合を一度ゆるめ、まっすぐな状態のままプレートで挟んで冷ますことで、その形で結合が固定される、という仕組みです。

雨の日や汗をかいた日にセットした髪が崩れやすいのは、空気中の水分でこの結合がまたゆるんでしまうからなんですね。「アイロンをかけたのに湿気でうねりが戻る」のは、故障でも技術不足でもなく、髪の性質上仕方のないことだったんです。
ブラシ付きドライヤーではなく、アイロンを選ぶ理由
根元のクセを伸ばすアイテムとして人気のブラシ付きドライヤーですが、私はストレートアイロンを選んでいます。
理由は、熱の伝わり方の違いです。ブラシ付きドライヤーは温風を当てながらブラシで伸ばす仕組みのため、熱が風として分散してしまいます。一方でアイロンはプレート(挟んで熱を伝える部分)が髪に直接密着するため、根元までしっかり熱が伝わり、より綺麗に伸ばすことができます。
⚠️ もちろんブラシ付きドライヤーにも髪への負担が少ないというメリットがあります。「とにかく根元をきっちり伸ばしたい」という方にはアイロンタイプが向いていると感じています。
温度は「高ければいいわけではない」
美容師さんからは「170℃を目安に、手早く一気に髪を通す」ことを勧められました。
高すぎる温度でゆっくり当てると髪へのダメージが大きくなる一方、低すぎるとうねりが取れず、何度も同じ場所に熱を加えることになってしまい、かえって傷みやすくなります。「適温で、一回で決める」のがコツのようです。
プレート幅は「太ければいいわけではない」
ヘアアイロンを選ぶとき、意外と見落としがちなのがプレート幅です。一般的には、髪の長さによって扱いやすいプレート幅の目安が異なると言われています。
✅ ショート〜ボブ:狭め(1.5〜2cm程度)が小回りが利きやすい
✅ ミディアム:2cm前後が扱いやすいとされることが多い
✅ ロング:3cm前後の広めタイプが時短になりやすい
ただし、これはあくまで一般的な目安です。プレート幅が広いほどアイロン自体も大きく重くなる傾向があるため、「長さに合っていても、握ってみたら重くて使いにくい」ということも起こります。
失敗談:3cmプレートを買って後悔した話
以前、「ストレートアイロンだから広い方がいいはず」と思い、3cmプレートのアイロンを購入したことがあります。結果は、一度使ったきり出番がなくなりました。
理由は、重さと太さです。本体が太くうまく握れずにしっかり髪をはさめませんでした。そのためか思ったようにカーブがつけられず、特に毛先のアレンジがうまくいきませんでした。プレート幅は「長さ」だけでなく「自分の握りやすさ」「作りたいアレンジ」も含めて選ぶ必要があると痛感した出来事でした。
私が使っているのは、コンパクトタイプ
現在、私が毎朝使っているのは、パナソニックのコンパクトストレートアイロン(メーカー公式表記ではありませんが、私が測定したところプレート幅約1.8cm、型番は少し前のモデルです)です。
選んでいる理由は、次の3つです。
- 握りやすい:手が小さくても扱いやすく、細かい動きがしやすい
- 髪の長さに合っている:ミディアム丈の私には1.8cm幅がちょうどよい
- アレンジが作りやすい:コンパクトな分カーブがつきやすく、毛先の巻き込みがスムーズ
使い方としては、根元はしっかり伸ばしつつ、毛先だけ内巻き・外巻きを作るという流し方をしています。この方法だと、ロールタイプのコテを使うよりも短時間でスタイリングが完了するので、忙しい朝の時短にもつながっています。
低摩擦タイプ(温度調節あり)、ベーシックタイプ(温度調節なし)の2種類があります。
※ショップによってお値段が100円〜400円くらいの差があります。
まとめ
50代の髪のうねりは、毛穴という「根元の根元」から始まっていることが多いもの。
仕組みを知っておくと、日々のスタイリングへの向き合い方も少し変わってくる気がします。
プレート幅や温度は「一般的な目安」だけでなく、「自分の髪・自分の手」に合っているかどうかも含めて選ぶことが、毎日を楽にしてくれると感じています。
次回は、あわせて使っているスタイリング剤についてもご紹介する予定です。


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