50代になってから、職場の空気が少し違って見えてきた──
そんなふうに感じることはありませんか?
20代・30代の若い同僚が増え、仕事のスピードも考え方も違う。
自分の意見を言いたいのに、
「なんだか言いにくい…」
「若い人のやり方に合わせた方がいいのかな…」
そんな遠慮が、知らず知らずのうちに積み重なっていく。
さらに転職市場では、“50代の選択肢の少なさ”がチラつき、
「ここでうまくやっていかないと…」
とプレッシャーを感じることも。
今回は、そんな50代の職場あるあるを言語化しながら、
無理なくできる “立ち振る舞い” を考えてみました。
1. 50代が職場で若い人に「遠慮してしまう」理由
① スピード感の違いを感じてしまう
若い世代は判断も反応も早く、
「これどうします?」と次々と話が進みます。
そのテンポに合わせようとすると、息切れしてしまうことも。
② ベテランなのに“教えてもらう場面”が増える
システム・デジタルの変化が速く、
経験年数が多くても「若い人の方が詳しい」ことが増えました。
このギャップが、遠慮につながりやすいのかも知れませんね。
③ 自分の経験が“古い”と感じてしまう
長く働いて身につけたものが、
「今のやり方とは違う?」
と感じる瞬間がありますよね。
否定されたわけじゃないのに、心がザワッとするものです。
2. 50代は「転職先が少ない」現実があるからこそ不安に
①「ここでダメにできない」というプレッシャー
若い頃なら「嫌なら転職すればいい」が選択肢でした。
でも50代になると、そのカードが急に少なくなります。
そのため
「波風立てたくない」
「人間関係で失敗したら終わりかも」
という気持ちが強くなり、人に遠慮しがちになります。
②周りの変化に置いていかれる不安
会社の方針や組織変更で、自分の役割が曖昧になると
“立場が揺らぐ感覚” がします。
居場所が不確かになると、誰でも不安になりますよね。
さらに、早期退職を決意した人をみると、
私も退職すべきなのかな・・
など、すごく悩みます。
3. 「50代だからこそ」できる立ち振る舞いを考える
定年まで働ききった先輩方を思い出すと、
いくつか共通した特徴があるように思います。
①:若い人に合わせるのではなく、“距離感を大切にする”
若い人のスピードと肩を並べるのではなく、
量より質で勝負していた印象があります。
”膨大だけど細部まで示した資料 vs 核心をついたコンパクトな資料”
「目標が明確で安心感がある」みたいな感じでした。
コミュニケーションにおいても、
• 若い人が焦っている時は、ゆっくり受け止める
• 「こういう方法もあるよ」と“選択肢”を静かに示す
落ち着きでバランスを取る のが上手でした。
②経験は“古い”のではなく、“引き出しが多い”
状況判断・トラブル対応・人の気持ちの理解が圧倒的に深い。
過去の経験を常にアップデートしている。
• 「昔のやり方だけど、参考になるかも」と提案
• 「この状況、以前にも似ていた」と落ち着いて指摘
• 「こうすると失敗しやすい」という“勘”を生かす
若い人にない視点をそっと渡してあげていたように記憶しています。
③相手に不快を与えない”断り上手”
例えば、
• 「ちょっと負担が大きいので相談させて」
• 「私のペースだと、この方法がやりやすいかな」
このくらいの柔らかい表現の断り方で、
お互いに理解しあえる形で上手に場をおさめる感じ。
人間関係でも、
長年積み重ねてきた「挨拶・報連相・マナー」は、
誰からも信頼されていました。
私から見ると、
”軽くつながる良質な関係”を築いていたように思います。
④趣味を持っていた
職場=自分の価値と感じてしまうところですが、
先輩方の共通点、職場以外にも”やりたいこと(趣味)”を持っている。
職場でも同じ趣味の人とは年代問わず、仲が良さそうでした。
先輩が退職後も、趣味を通じて接点を持っている人もいるようです。
まとめ
50代の職場で感じる遠慮や不安は、皆さん口にしないだけで、
結構”あるある”なのかも知れません。
先輩方のように”しなやか”に振る舞えるかわかりませんが、
近づきたいなと思うようになりました。
若い人には若い人の強さがあり、
50代には50代の豊かな経験だってありますよね。
役割も、リズムも、立ち振る舞いも、
先輩方を参考に、ここで一度見直して、元気に退職の日を迎えたいものです。
今日もお読みいただきありがとうございました!


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