高齢者の運転ー母のアクシデント

親の運転を見ていて、ヒヤッとした瞬間ってありませんか?

年齢を重ねると、少しの操作ミスが大きな事故につながることもあって不安になりますよね。

母が車で買い物へ出かけようとしたときのことです。

ギアが「D(前進)」ではなく「R(後退)」に入ったままだったようで、車が後ろへ動いてしまいました。

そのことに母は驚いてしまい、さらに慌ててブレーキを踏んだつもりが、

アクセルを踏んでしまいました。

幸いなことに車の衝突防止機能が作動し、壁に衝突はしませんでしたが、

母は「びっくりした」くらいにしか思っていなくて。

これが公道なら事故を起こしていたかも知れないという不安より、

車の機能が正常に作動するということを「すごいね〜」なんて言うので、

私は聞いていて少しモヤッとしてしまいました。

慌てた瞬間にアクセルを踏んだという誤りは、年齢に関係なく誰でも起こりうることらしく、

AI によると→
慌てると判断が鈍る理由】

人は強い驚きや焦りを感じると、脳が“反射的な動き”を優先してしまう状態になります。

このとき、冷静な判断をする「前頭前野」の働きが弱まり、

普段なら気づけるミスに気づけなくなることがあります。

これは加齢に関わらず、誰にでも起きる反応です。  

加齢が原因とは言えないとはいえ、

「親の車以外の移動手段について」について考える良いきっかけになりました。

<親が車に乗り続ける理由>

・歩くのがしんどい(膝が痛い)

・買い物袋が重い(筋力の低下)

・バスや電車より早く着く(公共交通が不便)

だそうです。

自転車は?と思ったのですが、転んでケガをするリスクが高い・・。

宅配は?と思ったのですが、さらに運動しなくなってしまう・・。

高齢になった親の移動手段に、こんなに悩む日がくるとは。

私は、地元を離れているので、もし実家へ帰るとしたら退職後。

まだあと何年も先のこと。

できれば、親が私の近くへ引っ越しをしてくれるといいのだけど、

親も慣れた土地を離れる決心がなくて。

母の気持ちも大切にしながら、

兄弟も含めて話し合わないといけないなと思いました。

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